英語の動詞には分詞(ぶんし)という形があり、その分詞は現在分詞と過去分詞の2つに分かれます。
- 現在分詞:動詞の原形 + ing
- 過去分詞:動詞の原形 + ed
基本的な現在分詞と過去分詞の作り方は、それぞれ動詞の原形の語尾にingかedを付けるだけです。
- 現在分詞:playing, walking, looking
- 過去分詞:played, walked, looked
しかし、一部の動詞は現在分詞や過去分詞を作るときに特殊な変化をするため、いくつかのパターンを覚える必要があります。
ここでは、現在分詞・過去分詞の基本的な作り方と特殊な変化をする動詞のパターンを解説します。現在分詞・過去分詞の使い方・用法については次のページでそれぞれ説明しています。
名詞を修飾する現在分詞・過去分詞の限定用法を解説 補語として使われる現在分詞・過去分詞の叙述用法を解説
現在分詞の作り方・特殊パターン
- play→playing
- walk→walking
- give→giving
- hit→hitting
基本的なルールとして、現在分詞は動詞の原形にingを付けて作られます。
しかし、上の例の3番と4番のように、シンプルに動詞の原形にingを付けるのではなく、3番のように原形の語尾を削ってingを付けたり、4番のように原形の語尾をもう一つプラスしてからingを付けるようなパターンの動詞も一部に存在します。
基本パターン
- play→playing
- walk→walking
動詞の語尾にingを付けることで現在分詞をつくることができます。この後に紹介する特殊なパターンの動詞以外はすべて語尾にingを付けるだけでシンプルです。
例外1:子音字+eで終わる動詞
- give→giving
- bite→biting
- hire→hiring
動詞の語尾が子音字+eで終わる動詞を現在分詞にする場合、eを削ってからingを付けます。
- ❌ give→giveing
- ⭕ give→giving
例外2:1母音字+1子音字で終わる動詞
hit→hitting get→getting
動詞の語尾が1母音字+1子音字で終わる場合、子音字を重ねてingを加えます。例えば、hitという動詞であれば、1母音字(i)+1子音字(t)となっているので、子音字(t)を重ねてhittingとします。
例外3:ieで終わる動詞
- lie→lying
dieやlieのような語尾がieで終わる動詞はieの代わりにyを置き換えた後に、ingをプラスします。
過去分詞の作り方・特殊パターン
- play→played
- walk→walked
- give→given
過去分詞は基本的に動詞の語尾にedを付けることで作られます。しかし、上の例の3番のようにedではなく、特殊な語尾をプラスするパターンが多くあるので、いくつかのグループに分けて覚える必要があります。
過去分詞の作り方については以下の記事で過去形とともに解説したのでそちらを確認してください。