今回は動名詞を使った表現を紹介します。
1.look forward to 動名詞
- I’m looking forward to seeing you again. またお会いできるのを楽しみにしています。
look forward to 動名詞で~を楽しみに待つという意味になります。注意すべき点は、toにつられて不定詞を使うと勘違いしてしまうことです。例えば、先の例文では動名詞seeingが使われていますが、ここを不定詞と勘違いしてseeとするのは誤りです。
2.be used to 動名詞
- He is used to cooking. 彼は料理することに慣れている。
be used to 動名詞で~することに慣れているという意味になります。こちらもtoの後に動名詞が来ることに注意してください。be accustomed to 動名詞も同じ意味になります。
- He is accustomed to cooking.
3.How about 動名詞?
- How about playing tennis? テニスをしませんか?
- How about having dinner with me? 私と一緒に夕食を食べませんか?
How about 動名詞?で~しませんかという意味になります。What do you say to 動名詞? Why don’t you 動詞?なども同じ意味を表します。
- What do you say to playing tennis?
- Why don’t you play tennis?
4.Would you mind 動名詞?
- Would you mind speaking slowly? ゆっくり話して頂けませんか?
- Would you mind coming earlier? もう少し早く来て頂けませんか?
- Would you mind my going home? 帰ってもよろしいですか?
Would you mind 動名詞?で~して頂けませんかという丁寧な依頼を表します。Would you mind my 動名詞?のように、myが動名詞の前に置かれると(私が)~してもよろしいですかという許可を求める表現になります。
注意すべき点は、この表現に対する答え方です。
例えば、先の例文に対して、ええ、構いませんよというように承諾する場合、No. やNot at all. と答えます。これはmindに~を嫌がるという意味があるため、Would you mind 動名詞? は直訳すると~するのは嫌ですかとなるからです。したがって、No. などで答えることによっていいえ、嫌ではありませんよ→ええ、構いませんよとなるのです。
5.be worth 動名詞
- The book is worth buying. その本は買う価値がある。
be worth 動名詞で~する価値があるという意味になります。この表現は以下のように書き換えることができます。
①It is worth buying the book.
②It is worth while buying[to buy] the book.
The book is worth buying. における主語The bookはbuyingに対する意味上の目的語(buying the book 本を買うこと)です。この意味上の目的語を元の場所(buyingの直後)に戻し、空欄になった主語の部分にit(細かく文法的に考えると形式主語のitではありません。何のitなのかわからないようです)を置いたものが①のIt is worth 動名詞. になります。
②は前置詞worthの後に名詞whileを置き、It is worth while 動名詞[不定詞]. とすることによって、動名詞だけでなく不定詞も使える形になったものになります。この②と混同して、名詞whileがないその他二つのもので不定詞を使わないようにしましょう。
6.feel like 動名詞
I feel like having some coffee. コーヒーを飲みたい気がする。 I feel like walking around. 散歩したい気がする。
feel like 動名詞で~したい気がするという意味になります。
7.on 動名詞
- Bob left the room on seeing me. ボブは私を見るとすぐに部屋から立ち去った。
- On finishing the work, I left the building. 私は仕事を終えるとすぐにビルを立ち去った。
on 動名詞で~するとすぐにという意味になります。as soon asを用いて書き換えることができ、例えば先の例文は、
- Bob left the room as soon as he saw me.
となります。
8.in 動名詞
- I saw a bird in walking in the park. 公園を歩いている時に私は鳥を見た。
- In having lunch, I encountered him. 昼食をとっている時に私は彼に会った。
in 動名詞で~する時という意味になります。whenを用いて書き換えることができ、例えば先の例文は、
- I saw a bird when I was walking in the park.
となります。
9.There is no 動名詞
- There is no changing the world in one day. 1日で世界を変えることはできない。
- There is no fixing this computer. このコンピュータは修理できない。
There is no 動名詞で~できないという意味になります。It is impossible to 不定詞やcanを用いて書き換えることができます。
- It is impossible to change the world in one day.
- We can’t change the world in one day.
10.It is no use[good] 動名詞
- It is no use trying hard. 頑張っても無駄だ。
- It’s no use coming earlier. 早く来ても無駄だ。
It is no use[good] 動名詞で~しても無駄であるという意味になります。
Itは動名詞以下の代わりの主語となる形式主語です。
11.cannot help 動名詞
- I cannot help laughing. 笑わずにはいられない。
- I cannot help watching TV. テレビを見ずにはいられない。
cannot help 動名詞で~せずにはいられないという意味になります。
12.S keep[prevent/stop] O from 動名詞
- My father kept me from buying a CD. 父のせいで私はCDが買えなかった。
- The rain keeps him from going out. 雨で彼は外出することができない。
S keep[prevent/stop] O from 動名詞はOが~するのをSは妨げるというのが直訳になりますが、基本的にこの訳ではよくわからないことがあります。というのはS(主語)に人ではない無生物が来る表現が日本語においてはあまり自然ではないからです。より自然な訳にするのであれば、SによってOは~することができない/〜しないとするのがよいでしょう。